こんにちわ。
CozyHomeです。
2022年もどうぞ宜しくお願い致します。
今回は賃貸物件を退去するときにかかるお金について解説します。
そもそも賃貸物件を退去するときになぜお金がかかるのでしょう。
それは例えばレンタカーを借りた場合、ハンドル操作を間違って傷をつけてしまった!→修理代が発生
賃貸のマンションやアパート(戸建等の貸家、借家も)もこれと同じことで
賃貸住宅において、入居中に汚損や破損が生じた場合は退去時に”原状回復”(借りた時の状態まで回復させる)することが原則となっております。
※ただし、勝手に修理していいわけではなく、管理会社やオーナー様が普段使われている業者さんを使う必要がある場合がほとんどですのでまずは管理会社やオーナー様の指示を仰いで下さい。
入居者様の故意、過失によって壊してしまった、傷つけてしまった、汚してしまった場合は退去時に修理代や清掃代のご請求が生じる可能性が高いでしょう。
賃貸物件とはオーナー様(大家さん)の所有物です。
※入居者さんはオーナー様に家賃を支払う代わりにオーナー様の所有物であるお部屋を借りて生活するわけですね。
もちろんお部屋の中にもともと備え付けのあるもの(キッチンやお風呂、トイレ等、壁に貼られた壁紙、床や畳)ももちろんオーナー様の所有物になります。
※たまにオーナー様の所有物ではなく前入居者様が置いて行かれた”残置物”というものもございます。
”残置物”は撤去も使用も入居者様の自由とうことがほとんどですが、例外もありますので物件によって要確認です。
傷や汚れには気を付けて住むことがベターでしょう。
ここで気になるのが、”どこまでが入居者様の費用負担と判断されるのか”という点ですね。
たとえば
「扉の取っ手のメッキがどんどん剥げてきた」
「日々の洗い物でシンクの内側に細かな傷が生じてきた」
「冷蔵庫を置いていた部分に冷蔵庫の足のくぼみ跡がついた」
「床や壁紙が日光で色あせたり変色したりした」
こういった事象は基本的に入居者様への請求対象となることは無いです。
日々気を付けていてもどうしても生じる傷や跡、変色については”生活していく上でやむを得ない””経年劣化”として扱われる為、入居者様の非と認められない為です。
※ただし、契約書内に「経年劣化による消耗を考慮しない。」や「畳の表替えは借主負担とする。」や「〇〇はいかなる理由があっても修繕費用を借主負担とする。」等と記載があれば例外になりますので、あくまでご自身の契約された賃貸物件の契約内容によることをご了承下さい。
逆に明らかに請求対象となるのは入居者様の故意・過失と判断される部分です。
たとえば
「室内の喫煙で壁紙が変色した、臭いがついた」
「換気不足で壁紙や建具にカビが生えた」
「誤って物を落として床に傷がついた」
「模様替えの最中、家具の移動を誤って壁紙が破れた」
「ドライヤーを落として洗面台が割れた」
こういった事は過失にあたります。
「イライラして壁に物を投げたら壁に穴があいた」
「壁にテレビを固定したくてボルトを打った」
こういった事は故意にあたります。
以上のような故意過失と判断される事象は明らかに入居者様への請求対象となるでしょう。
特に多いのが喫煙による壁紙変色、臭いの付着です。
退居時に部屋のチェックに来る管理会社、内装業者は山ほど明渡しのお部屋を見てきていますので喫煙汚れ、臭いは必ずといって良い程指摘されますのでご注意下さい。
壁紙の貼替費用は大変高価です・・・
以上のことから、故意過失の汚損、破損さえなければ入居者様負担として請求されることも基本的に少ないということがわかりました。
ただし
「退去時ハウスクリーニング代として〇〇円必要とする。」
「1年未満の解約は違約金〇〇円が必要である。」
「鍵を紛失した場合は鍵交換代一式として〇〇円が必要である。」
等と、予めかかる費用が明記されている場合は契約書に従って頂く必要がございます。
入居時からついていたキズや汚れ、退去時に請求されないか心配ですよね。
管理会社によっては”入居後チェック表”等といって鍵といっしょにお部屋のチェック表を渡される場合があります。
入居後1週間以内に、気になる部分、元からついている傷、汚れを記入して返送下さいといった書類です。
「入居時からついていた汚れ、傷です!」と証明する為のものですので、もしご入居時にそういった書類があれば漏れがないようにチェックして管理会社に提出しましょう。
また何も書類が無い場合は、入居後すぐにデジカメやスマホで傷、汚れを撮影して保存しておきましょう。
基本的には撮影日時が撮影データのプロパティ(データ情報画面)にて証明できれば問題ないかと思います。
※念には念を・・・ということで撮影したデータを管理会社に提出した方が良いのか一度管理会社さんや不動産屋さんに相談してみてください。
まとめますと、賃貸物件はオーナー様(大家さん)の大切な物件です。
あくまで、オーナー様から借りて住むお部屋ですが契約内容をしっかり把握し、”大事な自分の家”という気持ちで大切に住んでいただければトラブルもなく気持ち良くご退去して頂けるかと思います。
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※ご契約されている物件や契約内容によって例外もございます。本記事は閲覧者様の賃貸の解約時の費用負担を保証するものではありませんので予めご了承下さい。
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